言語文化研究所総会記念講演会「中世哲学とラテン語の世界」開催(2023/3/4)
2023年1月31日
下記のとおり、言語文化研究所2022年度総会記念講演会をハイブリッド形式にて開催いたしました。
<日 時> 2023年3月4日(土)16:15~18:00
<開催方法> ハイブリッド開催
(慶應義塾大学三田キャンパス 北館ホール・Zoom Meeting)
<講 師> 山内 志朗君(慶應義塾大学文学部教授)
<演 題> 「中世哲学とラテン語の世界」
哲学という学問は難しいものというイメージで考えられています。何の役に立つのかということも話題になります。哲学の中でも、中世哲学はスコラ哲学とも言われ、煩瑣で現実離れした空虚な議論の哲学体系と考えられてきました。さらに、キリスト教を基本とした哲学ということもあって、日本では敬して遠ざけられるものでした。
中世哲学の紹介に研究の多くを振り向けてきました。学ぶのに障害となっているのは、ラテン語で書かれたテキストで、ほとんどのものが翻訳されていないままだということです。翻訳が進めば理解が画期的に進むかと言えばそうではないかもしれません。日本語になりにくい側面もあります。
今回は私が研究の中心としてきた十三世紀の存在論の様子を話題にします。イスラーム哲学の影響を受けて、パリ大学で講じられた話題に存在をどう捉えるかということがありました。ラテン語だからこそ踏み込める存在論の世界をお話しします。
*参加費:無料
*申 込:事前申込制
【参加申込】
参加を希望される方は、お名前とご所属、参加形式を明記の上、こちらまでメールで
お申込下さい。
・参加申込締切:2月28日(火) ※受付終了
・申込受付後、事務局より受付確認メールを送信します。
数日経っても受付確認メールが届かない場合は、再度お問合せください。
・会場参加の方は、当日、直接会場へお越しください。
・オンライン参加の方には、別途オンライン開催情報(Zoom meeting招待URL)を
開催前日までに事務局より直接メールにてご案内いたします。
※参加申込者へは3/3(金)にZoom招待URLをお送りしております。
メールが届いていない方がいらっしゃいましたら、事務局までご連絡ください。
※チラシのダウンロードはこちら
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